MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp

"ビジネスにミリタリーを実装" 気分は晴れのち快晴。千葉県幕張市にある、オトナの秘密基地"MAKUHARI BASE" の士官学校。ちょっと真面目に、すこし洒脱に、小粋な遊び感覚で知的野次馬根性第一主義。

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P88 "見方、考え方に影響する「大陸性向」と「海洋性向」②"

前回記事の mba.hatenablog.jp ので結論 チームの中をいったんキッチリと線を引けるくらいに攻めるメンバー、守るメンバーに分ける。その上で滲みと糊代をチームワークとして設計する。 【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P88 "見方、考え方に影響する「大陸…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P88 "見方、考え方に影響する「大陸性向」と「海洋性向」①"

大陸国家の人々は大地の恩恵で生活をしている。すなわち、「土地」の価値が根本となっている。当然、土地の囲い込み「領地」が争いの目標になる。 ~~~~~ もし、民主主義国家を造っても、厳密な土地の支配を基礎にしている以上、その民主主義は「利害交渉型」となる。そこに…

【商売に軍事力】クラウゼヴィッツ戦争論入門 P141 "戦略における攻撃と防御の関係"

戦略上勝利を得る要因は、戦術上の三つの要因に加えて、新たに三つをあげることができる。 すなわち、 (1) 地の利 (2) 奇襲---敵の予測しない地点に加えるものと、敵の予測を超える兵力の投入 (3) 多面攻撃 (4) 要塞および要塞に付随するものによって確保されてい…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"③

第三は、公式発表という情報資料ほど加工した情報資料はないと言うことである。 【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"① - MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp 情報は、関わる人や組織、その時の空気によって意識的には無意識…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"②

前回は、 mba.hatenablog.jp 情報資料の中身が重要であれば、誰がもたらしたかものによって評価に差をつけてはいけないと言うことである。 【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"① - MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp とい…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"①

情報資料を扱うときに守らなくていけない原則がある。 第一は、情報資料の中身が重要であれば、誰がもたらしたかものによって評価に差をつけてはいけないと言うことである。 第二は、情報資料をとことん疑わしいと判定すれば、最後に信ずることのできる情報資料が…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P142 "四分の三は霧の中"

1941年6月初め、駐スエーデン日本大使館付け武官補佐官の小野寺少佐は、ドイツに占領されたポーランドを旅行していた。そこで数多くの棺桶が作られているのをみた。彼はすかさず「近くドイツ軍はソ連に奇襲する」と打電した。 もっとも当時の日本政府はドイツ政府か…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P132 "脅威はごまかさない"

敵の可能行動は「我々の対応可能なもの」と「対応不能なもの」に区分される。そこで対応不能な敵の可能行動を"省略"する衝動に駆られる。これが現在の軍隊で使われている「演繹的帰納法の思考過程」の欠点である。なぜなら、達成すべき目標(任務)が上司から与えられ、固…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P128 "敵の出方は百通り考えよ" ②

mba.hatenablog.jp というのが前回の記事。敵という主語を「お客様」に置き換えてみたという話しでした。 とにかくとにかく、行くたび行くたびに連絡するたび連絡するたびに、お客様と合意する。小さなYesでもいいので、こちらの問いかけに肯定的な反応を頂き、合意と…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P128 "敵の出方は百通り考えよ" ①

クラウゼヴィッツは、名著「戦争論」の中で、「状況の四分の三は霧の中だとか供御して判断せよ」と教えている。すなわち、先に述べているように「状況は不等式で認識せよ」と言うことになる。しかも、「敵が殆ど予期していないことは、どんなものでも成功する」(フレデリッ…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P125 "目の前の敵は酒の肴か"

「いつも対立的な国家よりも狡猾な国家の方が恐ろしい主敵である。いつも楯突く国家は、企んでいることに秘密はない。狡猾な国家は本当の狙いを見せない。それは油断のできない"見えざる敵"である」(ローマ皇帝マウリウス) 敵にしないためにはどうすれば良いか。対…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P125 "目の前の敵は酒の肴か"

一九四一年、元フランス大統領ドゴールは著書「将来の陸軍」の中で、「同盟国は巧みに利用すれば、頼もしい友人であるが、同時にフランスの中の自由と独立を制限しようとする悪意ある友人でもある」と述べている。 最近は、CollaborationとかAllianceという言い方で、ビ…

【商売に軍事力】補給戦 P10 "歴史家の怠慢"

兵站術とは十九世紀の著名な軍事理論家ジョミニによって、「軍隊を動かす実際的な方法」と定義されているが、彼はまたその定義の下に、「補給隊を連続して到着させるように準備をなすこと」および「補給線を確立し維持すること」を包含せしめている。これらを総合する…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P26 "「何をすべきか」と「何ができるか」"

「目的に寄与するためには、何をしなければならないか」を考察し,それを達成する方法を経験則に当てはめるという「演繹法的思考過程」を米軍では使い、ドイツ軍もフランス軍も第二次世界大戦当時は同様であった。考え方が違っていたのはイギリス軍で、彼らは「遠くの…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P18 "まず、理想主義を排除すること"

戦いを遂行する軍人たちは、ロマンティストが多い反面、戦争に臨んでは理想主義を徹底的に排除して思考する。 ロマンティストとは ロマン主義 - Wikipedia を立脚点とする志向とでも言えるでしょうか。 この反対がリアリスト。 現実主義 - Wikipedia を立脚点とす…

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P7 "戦いの勘"

敵陣を観察していた上杉謙信は、翌朝武田信玄が兵力を二つに分けて、一隊で妻女山の謙信の陣を攻撃して山から追い落とし、主力は川中島で待ち伏せしようとするかすかな兆候をつかんでいた。それは次の方程式でいい表すことができる。 「戦いの勘」=「戦場の嗅覚」+「回…

【商売に軍事力】技術は前提も根底もくつがえす

政府が目指している新しい日本の姿がWebで公開されています。SFの世界ではなく、もう実際にみえてきている日常です。 もちろん、今すぐに来るわけではなく解決すべき技術項目が山積ではありますので、5年10年のスパンで動くのだと想像しますが。 www.gov-online.go…

【商売に軍事力】ちょうど1年前に発布された政府文章

一年前の首相官邸からの文章「アベノミクス成長戦略の実行・実現について」 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/jitsugen_jp.pdf 来年2018年は、経営に(特に大企業に対して)ガバナンスの改革を突きつけ、労働には生産性と流動化を突きつ…

【商売に軍事力】CORPS BUSINESS P26 "意志決定のスピードアップ"

海兵隊では、任務に加わる人員数が少ないほど、任務の成功率が高まるとする傾向がある。 会議に参加する人数は少なくしましょうと言う話がよく言われます。ゴールを責任を持って共有できる人だけで意見交換をしましょうということ。 チームもいたずらに大きさを目…

【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P199 "自己革新組織"

水陸両用作戦の構成概念を更に進化させるとともに、V/STOLという新たな概念を取り込みながら、即応部隊と言う概念からさまざまな下位概念を生み出し、それの結晶化をを行ってきた。 過去の状況、外部環境、自分達のリソースなどから、新しい営業スタイルやツールを…

【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P194 "存在価値の体化②"

しかし同時に、組織は永遠の価値を追求するのではないだろうか。それは、真・善・美というように普遍性を持つものである。 自分の生み出す価値を状況に合わせて変化させることが大事。時には自分の存在を否定してみて、立脚点を180°違う所から発想することも必要です…

【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P193 "存在価値の体化①"

自己革新組織は、アイデンティティさえも否定するのであろうか。アイデンティティは組織の使命やドメインといった価値である。 自らチームを進化させられるリーダーは、自分たちの役割や業務領域を常に疑問の眼を持って日常を過ごしています。 上位組織から与え…

【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P2 "その存在が絶えず疑問視されてきた組織"

海兵隊は、その存在が絶えず疑問視されてきた組織である。海兵隊はその存在のために戦い続けて続けてきたと言われるゆえんである。 会社の中にも、その存在を疑問しれる部門というのは少なからずあります。時代の流れにおいて統廃合されてきた組織もたくさん…

【商売に軍事力】名将たちのの戦争学P68 "兵士の皆殺しが目的ではない"

孫子を研究し、戦争学を実学として捉えた戦略理論家リデル・ハートは、硬直な作戦計画になりがちな決戦主義の思想を批判して「目標追求において不動であることが何の成果も生まないのは、歴史が教えていることだ。計画の弾力性と同じように「目標の可動性」は戦いの…

【商売に軍事力】名将たちのの戦争学P138 "防御の本質は攻撃を受け流すこと"

戦術行動の中心となるのは、攻撃と防御である。防御の基盤のない攻撃が成り立たないのと同じように、攻撃のない防御は敗北である。 現場での営業活動は、お客様へたくさん訪問する、そして積極的に提案をぶつけて見ることです。数をこなすことも営業の基本として…

【商売に軍事力】ゲリラの戦争学P15 "平和を望むなら戦争を理解せよ"

もし、両者とも剣と盾の組み合わせに優れた軍人に指揮されている場合は「ク・ドゥイユ(戦局眼)」の優れた将軍が勝つ。それは、人間の動物的闘争本能の鋭敏の側が勝利すると言うことだ。 ライバルと、商品力、営業力、宣伝力、はては資金力もふくめ拮抗している場合。最終…

【備忘録】1日で移動した最長不倒距離

夏休みで沖縄の名護に行く予定が決まった後に、お客様からのお呼び。札幌で1時間講演をしてくれないかという。 2017年10月24日の朝イチ、名護から高速で那覇空港まで行き、羽田へ。羽田から札幌に乗り継ぎ12時頃に札幌。 札幌で16時から一時間講演して、20時の新千歳…

【商売に軍事力】知的機動力の本質P50 "機動戦と消耗戦"

海兵隊が「水陸両用作戦」についで公式に採用した「機動戦」(Maneuver Warfare)とは、戦場において物理的・心理的に相手を追い詰めて勝つことを目的とし、予測不能な行動を素早く取って敵を混乱させ、その混乱に乗じて最も脆弱な点に兵力を収集して突破する「賢い戦い…

【商売に軍事力】知的機動力の本質P46 "組織目的"

海兵隊は、創設直後から外部環境の偶発的な不測事態に対応しながら、存在価値や使命として組織目的を変革してきた 法人営業チームは、会社の中では「法人顧客を対象とした営業活動をする」ための位置づけです。これは、会社の経営目的から設定される内発的な組織目…

【商売に軍事力】技術は戦略をくつがえすP48 "アンゾフのマトリックスを通して見る戦史"

アンゾフのマトリックスとは イゴール・アンゾフ - Wikipedia で確認してください。 「多角化戦略」は、新しい戦場の開拓と新兵器の開発を両方行う戦略です。歴史上、多角化戦略が当たる例としては、初期の潜水艦や飛行機の軍事利用が上げられます。 ビジネスにおけ…