【商売に軍事力】戦術の本質P34"戦闘力②
日本海戦闘時連合艦隊参謀・秋山真之は戦いの三大要素は「時(Time)、地(Place)、力(Energy)に帰納され、力を第一とし、地と時がこれに継ぐと断じている
営業活動も、タイミングよくサービスを投入する、もしくはお客様の状況に合わせてコンタクトを取る。自分の拠点からどの程度の範囲で営業活動をするのか、またはどの分野に絞り込んでいくのか。
そもそもの競合と比較をされたときの商品力、サービス力、応対力が第一であるが、タイミングとドメインがそれを更に強みとして際立たせるのです。
戦術の要は、端的に言えば戦闘力・空間・時間の三大要素のバランスを取ることです。戦闘力が不足する場合は地形または時間で補い、時間がなければ地形または戦闘力をもってこれを補完する
商品力だけでもダメ、営業力だけでもダメ、マーケティング力だけでもだめ。戦闘力とは全てはバランスで、競合やお客様との関係性や要求によってチューニングしていく必要もあるのです。
戦闘力は「集・散・動・静」の最適な組み合わせを選択し、勝てる条件を作為することが指揮官の戦術能力である
最終的に契約につなげ、換金化し、競合を排除し、お客様との関係性を強化するためには「複合的総合的な営業力(戦闘力)」を自在に変幻的投入ができないといけません。
戦闘力は集めれば強くなる
力は集中させると強くなる。営業チームとして、数多くのお客様へのコンタクトばかりに注力していないだろうか。時には、お客様とのコンタクトを切るという判断もチームリーダーの仕事です。
戦闘力は分散すれば弱くなる
少し調子が悪くなってくると、あらゆる手立てを打ってみる、新しい商品サービスの開発をいきなり進める。営業テリトリーをむやみに拡げてしまう。当然、営業チームとしての力は分散し、リーダーとして手綱が伸びていくことに不安を感じませんか?
戦闘力は動かせば強化する
競合が動く前に先手を取る。お客様が言うことを鵜呑みにするだけでは無く、事前にお客様のお困りごとや目指すべき姿を想定洞察しておくこと。お客様を先回りできるようになることが営業チームとして最高の目指すべき姿です。
戦闘力は静止すれば弱化する
営業活動に休みはない。競合の動きや、お客様の移り気について行けなくなった瞬間に営業チームとしての存在価値は無くなります。
営業チームのなんか漠然とした停滞感や、どこから手を打つのが判らずに、むやみにハンドルを切るチームリーダー。商品力は間違いなく競合よりもあるはずなのに、なぜか後手に回っている営業チーム。
営業チームの戦闘力をマシマシにしたい会社さん。チームの力を冷静に棚卸しをして、作戦の仕切り直しをしたい営業マネージャさん。
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