モバイル業界の法人営業はどこを目指して欲しいか⑮
前のエントリーは
常識のたこつぼに入って、未来を今だけの視点で考えるな否定するなってことと、歴史を紐解いて他の業界などなど今の姿になっている理由や背景を必ず理解した上で推察せにゃいかんよと言う話。
ゴールドラッシュでもそうだし、今時の話しで言えば運送業もそう。A地点からB地点にモノを運ぶのが仕事だったのが、今では決済サービスなどのサービス業態への転換でビジネスモデルをどんどん変化させている。
話しをモバイル業界の法人営業が経営参謀を目指す!というところに戻すと。自分の担当するお客様のビジネスが歴史的に見てどのように変化してきたのか。今業界はどんなことがコアバリューになっていて、なぜそこに存在意義や価値が遷移してきたのかを調べる。
そして、業界ではどんな新しい業態変化の取り組みが行われ始めているのか。
担当するお客様のビジネスモデルがその流れにどのように向いているか。
を、時間軸と共に深掘りして行く必要。
そして、業界内のヒントだけではなく、他業界などではどのような変化が起きているか。今時で言えばビジネスのデジタル化なんかは必須のチェック項目。
ビジネスのデジタル化ね。デジタルのビジネス化ではないからね。 ← ここ重要なところメモしておくように。
四次元構造のなかで、時間軸という話しと、x軸というコトを書きました。x軸というのは今得ている情報を反対側に拡げておきましょうという視点の柔軟性の話しの例え話。どれだけ近似の視点ではなく距離を出しましょう。これで時間軸と合わせて二次元って書いたんですが、しっかりモデル化をしてみましょう。
これを四次元モデルにしてみるとこんな感じかな、
x軸・・・経営状況から得られるInnerInformation(資源・過程・財務・市場・競合など商売の要素と骨格)
y軸・・・社会状況から得られるOuterInformation(業界動向・行政動向・地域動向・経済動向など商売にかかる圧力)
z軸・・・科学技術観点から得られるBorderInformation(現状のモノゴトの定義や境界を変動させる圧力)
t軸・・・歴史観点から得られるVectorInformation(過去のモノゴトを基点とした現在までの流れから読める圧力の背景)
さて
ビジネスのデジタル化。そして、デジタルのビジネス化って書きましたが、上のxyztにのせるとどうなるか考えてみませんか?
3Dプリンターなんて、まさしくデジタルがビジネスになってきて、そしてビジネスをデジタル化するですな、まさしく。
さてさて、話しが飛ぶかもしれませんが、経営参謀人材として「ビジネスとデジタル」はモバイル業界として必須の項目ですから、「デジタルのビジネス化」「ビジネスのデジタル化」考えてみてちょ。
鷲がエクソンを始めるときに(正式には色々な話があるけど端折ります)立てた「機械装置産業のサービス業化」って意味わかってきたかな? 実はこのときに「サービス産業の機械装置産業化」って裏側の旗も考えながら思考を巡らせました。
おおおおお~~~、なんとなく発想方法のヒント見えてきたかな?
「〇〇〇の△△△化」を「△△△の〇〇〇化」ってひっくり返してみると、軸の長さが伸びるきっかけなんですな、経営をする時の。
経営者ってビジネスモデルを作るのがいちばんの仕事。その時のコツは「〇〇〇の△△△化」を「△△△の〇〇〇化」という。 ← この発想方法はMethodとして定義されているのかしら?されてなければ荒巻Method鴨ね。
おほほ・・・また続くになりました。