【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"②
前回は、
情報資料の中身が重要であれば、誰がもたらしたかものによって評価に差をつけてはいけないと言うことである。
【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"① - MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp
という話し。
今日は、
情報資料をとことん疑わしいと判定すれば、最後に信ずることのできる情報資料がなくなる。
【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P148 "情報資料をいかに判断するか"① - MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp
という話しを拡げます。
情報は疑いだしたらきりがない。確証を取るために更に情報を集めているうちに、状況は変化し、今持っている情報の価値は下がる。
出てくる情報に、バイアスをかけてはいけなせんよと同じく、出てきている情報を疑いすぎるのも愚の骨頂という話しです。
チームで仕事をしている以上、色々な人と関わっている以上疑わしいとは言えずとも、脚色が入っていそうな情報や、嘘ではないが、全てを表していない情報というのが社内やチームで飛び交います。
大事なことは、判断するためには多面的な情報源。多角的な分析をすること。そして決断をする時には、前提条件などはつけずにリーダーが責任を取ることを覚悟して、判断材料を信じること。
しかありません。
判断と決断には100%正解はない。その為の情報にも100%正確というものはない。
常に、判断決断を繰り返し、スケジュールを決め出た結果に対して微修正をかけて行くしかない。
チームリーダーは、そんな覚悟をして下さいというところでしょうか。
そして、判断と決断をした背景をできるだけチームに共有する説明責任。結果に対して修正をするための説明責任。
現場を混乱させないようにするために。そして、素早くチームで一致団結して行動をしていくためのコツかもしれません。