【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P193 "存在価値の体化①"
自らチームを進化させられるリーダーは、自分たちの役割や業務領域を常に疑問の眼を持って日常を過ごしています。
上位組織から与えられた使命に不満を持つのではなく、常にさらに活躍の領域はないか、停滞をしないために新しいテクニックやビジョンをを探すのがチームリーダーのあるべき姿です。
確かに、海兵隊は、その使命さえ革新し続けてきた。艦上警察から前線基地防御部隊へ、前線基地防御部隊から水陸両用作戦能力を開発して前線基地奪取部隊へ、そして前線基地奪取部隊から即応部隊へと。いずれも環境の変化を先取りする形で主体的に使命ないしドメインを変革してきた。
営業組織も、ただ上位組織から与えられた商材を、与えられたテリトリーだけで、とにかく結果だけをこなすのではなく。
数値目標を因数分解できるマネジメントオリエンテッドな チームに変身する。
営業ノウハウを個人からチームに展開するためのコミュニケーションオリエンテッドなチームに変身する。
新規開拓を主業務にしながら、ローカルマーケットのパラメータを測定し、データを積み上げてマーケティングオリエンテッドなチームに変身していく。
永遠の固定的なチームミッションはない。常にチームは陳腐化していく。明日はライバルがゲームチェンジを仕掛けてくる。このような前提で、チームリーダーは学習や思考を深めないといけません。
それは、環境の変化を先見しつつ、何をしたいのかという、必要な機能を希求する価値である。したがって、環境が変化する限り常に変革していかなければなない価値である。
チームの価値は、変化をパッシブに受け止めるのでなく、アクティブに先回りすることです。
そして、パッシブな変化をする際に、しなやかに対応出来るのは先頭にいるリーダーだけであることを理解しなければいけません。
チームのメンバーの繋がりが完全結合の剛体であることはありえません。様々な変化に対しての反応スピードがメンバーによってことなります。
外部要因での変化がおきてリーダーがハンドルを切ると、必ず振り回されるメンバーが出てきます。ヘタをすると振り落とされる場面も想像できませんか?
外的な要因を想定して、内発的なアクティブな自己変革であれば、リーダーがメンバーをフォローしつつハンドルを切れると思いませんか?
自らの存在価値を常に内省的に問いかけ、外部変化に先回りできる。これが出来るチームが生き残るための条件です。
自らの存在価値を、見直すための方法、自己変革を自発的、自立的、自動的に常にできるチームに変革したい時には、
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