【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P125 "目の前の敵は酒の肴か"
「いつも対立的な国家よりも狡猾な国家の方が恐ろしい主敵である。いつも楯突く国家は、企んでいることに秘密はない。狡猾な国家は本当の狙いを見せない。それは油断のできない"見えざる敵"である」(ローマ皇帝マウリウス)
敵にしないためにはどうすれば良いか。対立を生む必要はないですが、意見交換もふくめ徹底的に議論をすることです。
議論が進めば、本質的な中身だけではなく、その時の中身を包む感情も浮き出てきます。
どうしても、議論を進める中で、議論が深まる中で、言い回しやタイミングも含め癇に障る部分が出てきます。そのタイミングで出てくる本音を見逃さないこと。
本音を言わない相手ほどつき合いにくい人はいない。心の内に何かを秘めている人ほど、敵に回る可能性が高いと言うことです。
お客様も一緒です。ご指摘にしても何にしても言ってきて下さるお客様は判りやすい。何も言わないお客様ほど、いいことしか言ってくれないお客様ほど要注意です。
大きな組織になればなるほど、そこに所属する人たちはコンプライアンスも含め自分を守る意識が強くなります。これは仕方ありません、規程でも有り人間のサガです。
その方たちに話して貰うためには、どうすれば良いのか。本音を引き出すためのコミュニケーション力を身につけるしかありません。飲みニケーション力ではありません。もちろん、これはこれで大事なスキルですがビジネスの本質ではありません。
怒らせないように核心を突く質問をどうすれば良いのか。
相手を揺さぶるタイミングを見抜くためにはどうすれば良いのか。
ビジネスにしても、国家同士の外交にしてもコミュニケーションが途絶えることが諍いのはじまりです。
コミュニケーションさえ取っていれば、人間の営み概ねなんとかなるのも事実です。しかし、そのコミュニケーションの取り方にコツとツボがあります。
そのコツとツボを学びたいチームのリーダーや経営層の方は、
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