【商売に軍事力】2019年元旦の日経トップ記事から何を洞察するか①
明けましておめでとうございます。すっかりご無沙汰の【商売に軍事力】ブログです。
今年は少し気を取り直して更新を頑張ります。
さて、
以前にも書いていますが、洞察力がこれからの時代は求められる。モノゴトの解決力も大事ですが、その前にモノゴトの本質を見抜くチカラ。
全てのモノやコトが複雑に絡み合う時代。
目の前に出てきている事象を解決する。その奥にある潜在的な欲求を満たす。単純な世界では、これでビジネスはなり立っていました。
しかし、これからの時代が単純化の方向に行くとは考えづらい。間違いなく複雑化する方向性に進むはず。
原爆が落とされる前の時代までは、本当の意味での殲滅戦はなかったが、原子力爆弾によって本質的な殲滅が見えた。
民族とか国の消滅ではなく、人類の消滅が見えた。その結果、国と国の関係はより複雑になっている。
民族感情なども間違いなく絡む。宗教感覚も背景にはある。つき合えばつき合うほど人類は複雑に絡み合い心の底に何かを持ちながら笑顔を作らないとならない。
笑顔は、飯が食えてこそ。
平和を希求する行為が、経済の強固な関係性に向かい、広域のEPA締結に走っている。これは、経済的な結びつきを強化する事で争えない関係性を作ろうというはなし。
しかし、その反面では、テクノロジーは各国の最重要戦略として、どんどんと囲い込みが進み、技術の進化は留まるところはない。
経済的な絶対的優位性を作るのは、革新的な技術を持った国が主導権を持つ。ここが、新たな戦い。
主導権が変わると言うことは、お金の流れが変わると言うこと。
お金の流れが変わると言うことは、ビジネスチャンスが生まれるということ。
どっちの方向に、世の中が向こうとするのかテクノロジーの行方から考える。
洞察力の第一歩。
なんで、いつも日経新聞の正月のトップ記事を読め。数年記憶しろと言っているか。
流れがどこに向かっているのかを感じるだけでも、自分の商売の行方が見えるのかもしれない。
なぜ、このブログが知的野次馬根性第一主義を標榜するかはここにある。
専門家でもない人間がどうやって流れの端っこだけでも感じるのかは、野次馬根性で首を突っ込む精神があるかどうか。
好奇心なんてきれい事ではなくていい。
首を突っ込んでみる行動。興味の無い記事にも首を突っ込む。これも行動。
で、日経をどう読んだかは、②に続く(松が明ける前に書きます)。