MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp

"ビジネスにミリタリーを実装" 気分は晴れのち快晴。千葉県幕張市にある、オトナの秘密基地"MAKUHARI BASE" の士官学校。ちょっと真面目に、すこし洒脱に、小粋な遊び感覚で知的野次馬根性第一主義。

【商売に軍事力】2019年元旦の日経トップ記事から何を洞察するか②

先日書いた記事が

 

mba.hatenablog.jp

洞察力はテクノロジーの行方からという話。

 

さて、そのテクノロジー。日経元旦トップ記事は

 

www.nikkei.com

人類は全てを生み出す根本である脳を作り出すテクノロジーを手に入れたという話。

 

今までのテクノロジーの進化は、素材や機械、通信手段など。そして一定の環境下における各種反応。遺伝子を操作することもできる様になったことで、人間の生死を操作できるところまでも来ています。

 

そしてAIによって、知能も人間以外が多くを担うようになってくる。そのうえ、人間と同じ脳を作れるようになったらどうなるか。

 

20世紀までは、技術の発達でメリットも沢山あったが、その反面の破壊も沢山ありました。

 

最たるところでは、地球温暖化での地球環境の破壊。原子力爆弾での確実な人類の消滅可能性。

 

私は20世紀と言う時代は、技術の享受から破壊の世紀だったのではないかと感じています。

 

21世紀は、その反省から技術への反省。反省の技術の時代かと考えていました。

 

しかし、今回の日経記事を読んで感じたことは。

 

人間に覚悟を突きつける時代が来たなと、捉え方を変えることになりました。

 

今までは、人間の力を増幅する手段や、感覚器官(視覚や聴覚など)の延長線上に技術があったと思いますが、21世紀の中盤から後半は、AIも含め間違いなく人間の存在価値である「思考」が技術で生み出されるということです。

 

本当の意味での人間の代わりが出てきてしまう。

 

人間の存在価値とか意義とかいう以前に、存在そのものの必要性を問われる時代が来る可能性があると言うことです。

 

あなたは生きている必要性がありますか?と問われてくる時代かもしれません。

 

私は、21世紀は技術から問われる「覚悟の時代」という気がしています。

 

だからどうなの?って話ではなく、これからの時代をどう見通して、どういう物差しで見比べていくのか。

 

物差しなしで、どうやって時代を読むのかって話。

 

洞察力は、情報を沢山集めるだけではなく、情報をどう並び替えるのかではなく、情報にあてる物差しをどう持つか。

 

もちろん、自分で作る物差しは、誤差が大きい。

 

誤差のある物差しは役に立たない。

 

なので、精度の高い物差しをどう作るかが肝心要。

 

そのために、歴史を読み、人と会い、色々と出かけて見聞きして、あらゆる情報に触れ、そしてたくさんの物差しを試作し、他人の物差しと摺り合わせる。

【商売に軍事力】2019年元旦の日経トップ記事から何を洞察するか①

明けましておめでとうございます。すっかりご無沙汰の【商売に軍事力】ブログです。

今年は少し気を取り直して更新を頑張ります。

さて、

www.nikkei.com

以前にも書いていますが、洞察力がこれからの時代は求められる。モノゴトの解決力も大事ですが、その前にモノゴトの本質を見抜くチカラ。

 

全てのモノやコトが複雑に絡み合う時代。

 

目の前に出てきている事象を解決する。その奥にある潜在的な欲求を満たす。単純な世界では、これでビジネスはなり立っていました。

 

しかし、これからの時代が単純化の方向に行くとは考えづらい。間違いなく複雑化する方向性に進むはず。

 

原爆が落とされる前の時代までは、本当の意味での殲滅戦はなかったが、原子力爆弾によって本質的な殲滅が見えた。

 

民族とか国の消滅ではなく、人類の消滅が見えた。その結果、国と国の関係はより複雑になっている。

 

民族感情なども間違いなく絡む。宗教感覚も背景にはある。つき合えばつき合うほど人類は複雑に絡み合い心の底に何かを持ちながら笑顔を作らないとならない。

 

笑顔は、飯が食えてこそ。

 

平和を希求する行為が、経済の強固な関係性に向かい、広域のEPA締結に走っている。これは、経済的な結びつきを強化する事で争えない関係性を作ろうというはなし。

 

しかし、その反面では、テクノロジーは各国の最重要戦略として、どんどんと囲い込みが進み、技術の進化は留まるところはない。

 

経済的な絶対的優位性を作るのは、革新的な技術を持った国が主導権を持つ。ここが、新たな戦い。

 

主導権が変わると言うことは、お金の流れが変わると言うこと。

 

お金の流れが変わると言うことは、ビジネスチャンスが生まれるということ。

 

どっちの方向に、世の中が向こうとするのかテクノロジーの行方から考える。

 

洞察力の第一歩。

 

なんで、いつも日経新聞の正月のトップ記事を読め。数年記憶しろと言っているか。

 

流れがどこに向かっているのかを感じるだけでも、自分の商売の行方が見えるのかもしれない。

 

なぜ、このブログが知的野次馬根性第一主義を標榜するかはここにある。

 

専門家でもない人間がどうやって流れの端っこだけでも感じるのかは、野次馬根性で首を突っ込む精神があるかどうか。

 

好奇心なんてきれい事ではなくていい。

 

首を突っ込んでみる行動。興味の無い記事にも首を突っ込む。これも行動。

 

で、日経をどう読んだかは、②に続く(松が明ける前に書きます)。

【商売に軍事力】経営学では学べない戦略の本質 P122 "きれいな戦略だけでは、人も組織も動かない"

戦略は立てただけでは何の意味もありません。どれだけ理論的に一分の隙もない、美しい戦略を作ったところで、それを策定した辞典においては「絵に描いた餅」に過ぎないのです。

 

経営においての事業計画。法人営業においてのアカウントプラン。何ごとも事前にしっかりと準備をすることが重要なのはいうまでもありません。

 

その中でも大事なのは戦略。戦う前の作戦をどう立てるかです。

 

どの地域を狙うのか。誰をターゲットにするのか。同業他社との違いをどう出すのか。何はやらないのか・・・などなどです。

 

これを、しっかりできるかできないかが、最後の成果に大きく響いてきます。

 

今時は色々な限られたリソースの中で生産性の最大化を求められます。やり方(戦術)以前のマーケティング(戦略)が大事と言われています。

 

しかし、いくら立派な計画が立っても、誰しもが唸る計画ができたとしても実行をしないとビジネスの世界では価値がありません。

 

実行をするためには「行動」が必要です。何ごとも案ずるよりも産むが易しの精神が大事というのは古今東西の定説です。

 

上手くいかなかったら修正すれば良いだけの話しです。

 

自分の作戦が上手くいかないのは何でだと考えるも重要ですが、どう修正すれば良いのかを現況分析をそそくさと行って軌道修正するのが正しい。

 

ビジネスは相手のあること、ライバルのあること、そして色々な予期せぬ風のあることです。

 

行動の前に何かをしないといけない。

 

戦略を立てるのはリーダーの役割。そして、それを実行するのはチームの役割。

 

チームに戦略をしっかり落としきれるかどうか。ここがまずやらないといけない事です。

 

しかし、どのチームにも残念ながら存在するのが「抵抗勢力」。抵抗する理由は色々とあると思います。個人的な利益と反するから抵抗なんて言うのはともかく、それぞれチームのメンバーにも意見が存在します。

 

ここを落とし込むためには、1にも2にも丁寧な説明と前もって立案の予告をしておくことなどが求められます。

 

リーダーだからといって、唐突にチームのハンドルを切っていいと言うことではないと言うことですね。

 

クルマに乗っている家族のことを考えてみて下さい。赤ちゃんが乗っているクルマを運転するときに、どれだけ注意深くハンドルを切ったり、アクセルブレーキを丁寧に踏んだりしたか思い出してみて下さい。

 

チームは、ベクトルです。長く、太いベクトルだと思っても、実は意外に柔らかく脆いのが実態です。

 

急ハンドルを切れば、グニャッとまがったり折れたりします。

 

せっかく揃えたチームのベクトルを大事に取り扱うのもリーダーの器量です。