MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp

"ビジネスにミリタリーを実装" 気分は晴れのち快晴。千葉県幕張市にある、オトナの秘密基地"MAKUHARI BASE" の士官学校。ちょっと真面目に、すこし洒脱に、小粋な遊び感覚で知的野次馬根性第一主義。

【商売に軍事力】勝つための状況判断学 P7 "戦いの勘"

敵陣を観察していた上杉謙信は、翌朝武田信玄が兵力を二つに分けて、一隊で妻女山の謙信の陣を攻撃して山から追い落とし、主力は川中島待ち伏せしようとするかすかな兆候をつかんでいた。それは次の方程式でいい表すことができる。

「戦いの勘」=「戦場の嗅覚」+「回転する機智」である。 

 

ビジネスに限らず勘の働く人がいます。チャンスに対して、リスクに対して、何か予期せぬ状況が起きたときに、他人からはよく判らない基準たタイミングで判断をすることです。

 

勘のいい人って、元々何か鋭敏か感覚や感性を持っていた訳では無いと思います。

 

積み上げてきた何かがあってこその「判断」ではないでしょうか?

 

戦場の嗅覚とは

 

現場への参加回数と現場での観察力ではないでしょうか? 量×質ともいえるかもしれません。

 

いくらたくさん参加していても、ボサッとしていては何も学習はできない。いくら深く観察していたとしても数が少なくては真偽もわからない。

 

答えは、常に現場にある。経営者や責任者も机に座っていないで、営業現場に一緒に出てみる。お客様の声を直接聞いてみる。

 

そして、現場で起きている「事象の背景」や「周囲の反応」、そして「事象の結果」などを客観的に常に見ているか。ここに尽きるでしょう。

 

とは言え、自分の現場のことですから、その場では対応に忙しく観察している暇もないかもしれません。

 

当事者同士で「正しく振り返ること」ができるかどうか。検証という言い方でもいいかもしれません。例えば、火消しが終わって一杯飲んで愚痴こぼして、慰労し合っておしまいになっていませんか?

 

それが悪いと言うことではなく、現場勘を将来のチカラにしたいなら、飲むだけじゃダメだと言うことです。

 

回転する機智とは

 

その場の嗅覚でどっちに動けばいいか、どちらに向けばいいかが頭に浮かびます。問題は、そこからどう動くか。これが「勘」と言われるものです。

 

勘の世界は嗅覚、触覚、聴覚、視覚など五感の世界です。勘の効く人の頭の中には、様々な情報を元にした洞察力を基盤にした暗黙のロジックができています。

 

そのロジックが他人の共感を得られる状況に作れるか。最後はビジネスの営業現場は行動が伴います。勘で動かなくてはいけないこと、勘で動いて貰わないといけない事があります。

 

そのためには、勘と言われる暗黙のロジックが人の心と頭に響く必要があります。

 

時に小さな勘を使って打開を積み上げる勇気。

 

自分では思いつかない手法での、今を打開しそうな期待感。

 

安定感のある聞き取りやすい言葉と声。

 

勘を使うタイミングの絶妙さ。

 

勘ですから外れるときもあります。しかし、勘の精度は上げることができます。勘の働くビジネス展開。特にチャンスに勘が働くビジネスを展開したいと思いませんか?

 

スキルを超えるセンスに「勘」も含まれます。天性の勘もありますが、磨ける勘もあります。

 

営業としての勘、ビジネスとしての勘を磨く。そんなリーダーを育てたいときには

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【商売に軍事力】技術は前提も根底もくつがえす

 政府が目指している新しい日本の姿がWebで公開されています。SFの世界ではなく、もう実際にみえてきている日常です。

 

もちろん、今すぐに来るわけではなく解決すべき技術項目が山積ではありますので、5年10年のスパンで動くのだと想像しますが。

 

www.gov-online.go.jp

 

さて、このWebにリンクしている政府文章を参照してみて下さい。特にICT業界で営業活動をしている人は必見だと思います。

 

政府がこの方向に動いているいうことです。特区制度も、補助金制度も、各種法整備も進みそこの市場が膨らむ。当然、その新技術の周辺市場も生まれてきます。新しいサービス業も生まれてくると思います。

 

ただ、ここで大事な事は「今の状況」を前提に「次の情景」を思い浮かべないこと。

 

今回のソサエティ5.0の方向性は人を介在させない方向性が打ち出されています。少子高齢化に対応という大義なんでしょう。必然とはいえ、政府がガラッと「人手不要」を公然と言い出したと捉えてもいいのだと思います。

 

私たちは、その流れにどう乗るか。もしくは流れとは関係の無い所で生き残るのか選択を迫られています。

 

しかし、この文章を読んで思ったことは、行政組織や政治機構に言及のないこと。新しい技術はそこおもひっくり返すパワーを持っています。

 

例えばチュニジアで起きたジャスミン革命から始まったアラブの春

 

アラブの春 - Wikipedia

 

インターネット、SNSで起こされたというアラブ諸国民主化運動は圧政や軍政をひっくり返しました。

 

FinTechにも言及がありましたが、これは金融のみならず情報のマネジメントを中央集権型から確実に分散化できる仕組みです。世界のどこかの国が何かを決断すれば、近代税制もふくめ国の在り方を変えるだけの可能性があると思います。

 

この部分に触れずに国民生活のみしか書かれていない政府文章の裏にある研究文章を想像してみると30年後の世の中がみえてくると思いませんか?

 

と言うような事を、新年仕事始めに妄想してみました。

 

こんな所からお客様の行方を考え、自分の提案のきっかけを作ることのできる法人営業担当が経営参謀人材になれるのではないでしょうか。

 

そんな法人営業人材を育てたい会社のご担当者様。

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今年も、株式会社エクソンをご愛顧いただきますようにお願いします。

 

 

 

【商売に軍事力】ちょうど1年前に発布された政府文章

 
一年前の首相官邸からの文章「アベノミクス成長戦略の実行・実現について」
 
 
来年2018年は、経営に(特に大企業に対して)ガバナンスの改革を突きつけ、労働には生産性と流動化を突きつけてくる気がします。企業収益や株価などは充分に実績がでていますので。
 
人口減の時代だからといって、経済成長を諦めるわけににいきません。自分の子どもや孫世代に「自分よりも貧乏な生活」で我慢しないさいって言える人はいますか?成長を諦めるって事はそういうことです。
 
いや、生活の質を大事にしたいとか、個々人での価値観が違うとか色々な意見があるのも事実です。それも正しい。それは、今の日本だから言えることです。今住んでいる地域が安全だから言えることです。
 
日本は幸いなコトに戦後70数年年色々な経済環境がありました。オイルショックや、プラザ合意不況などなど。バブル崩壊リーマンショックもありました。
 
でも、そんな中でも飢餓や犯罪の多発が身近に起きたことありますか?東南アジアなどにある貧困地区を他人事に考えてはダメです。
 
日本は今までなんだかんだいって、身の危険を感じることが全体になかった豊かな国だったのです。
 
そんな環境があるからこそ、色々な自由な発想や行動が身の危険を感じることなく展開できているのです。
 
インターネットはきっかけに過ぎません。ネットという手段を偶像化してはダメです。
 
とにかく、平和な日本、安全な地域を守るためには「稼ぐ力をつけること」これが絶対に近い条件です。経済力が落ちてきたらどうなるか。想像できると思います。日本にだって、地域の経済格差が昔からあるのも事実ではないでしょうか?
 
※この「稼ぐ力」というのはこのままだと一般論ですので、後日しっかり書きましょう※
 
日本全体が地盤沈下して、みなさんの想像する地域に自分が住むことを考えてみて下さい。
 
経営も労働もリスクを背負って、少し痛みを感じる中で、自分たちの子どもや孫の世代に、少なくとも自分と同じく安全に暮らせる、安心して寝られる環境を作る責任が我々にはあります。
 
エクソンが、地域の創業する人たちを研修形で支援する。
 
そして、エクソンが主務としている通信業界の法人営業チームのトレーニングとコンサルティング
 
根底は、ここです。地域の人たちが稼ぐ力をつけていくこと。中小企業の生産性向上をコミュニケーション環境から支援していく。その中小企業の問題や課題の解決を発見発掘できる法人営業スタッフを育てる。
 
来年は、リスクを背負ってきた人が浮き上がって、成果を刈り取れる時期であって欲しいなと思います。たぶん、政府は我々の商売や仕事に色々と手を突っ込んできます。
 
暫くのあいだ続くであろう安倍政権は容赦してこない気がします。それだけの支持率を持っています。いまは、強烈なリーダシップが求められる時期として正しいと思っています。
 
政治に任せれば良いという話ではなく、我々国民は政府文章から何を読み取って覚悟を持って先行するか。
 
自分を守るってそういうことではないですか? ミリタリーの世界では、防御に勝る攻撃はないといわれています。
 
むやみやたらに出るのではなく、状況を分析して、外部からどんな流れが起きてくるかを読むチカラをつけましょう。