MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp

"ビジネスにミリタリーを実装" 気分は晴れのち快晴。千葉県幕張市にある、オトナの秘密基地"MAKUHARI BASE" の士官学校。ちょっと真面目に、すこし洒脱に、小粋な遊び感覚で知的野次馬根性第一主義。

【商売に軍事力】CORPS BUSINESS P26 "意志決定のスピードアップ"

海兵隊では、任務に加わる人員数が少ないほど、任務の成功率が高まるとする傾向がある。

 

会議に参加する人数は少なくしましょうと言う話がよく言われます。ゴールを責任を持って共有できる人だけで意見交換をしましょうということ。

 

チームもいたずらに大きさを目指してはダメ。

 

人数が増えれば増えるほど大きな仕事ができそうに感じるかもしれませんが、それは常識のうそ。

 

チームは、使命ごとに最小単位で作る。全員がチームの使命をしっかりと理解し、リーダーだけではなく、メンバーそれぞれがみんなの使命を把握している。

 

参加するメンバーが大きくなればなるほど、全員が目指す使命がぼやけてくる。

 

人間が多くなると解釈がたくさん起きる。チームリーダーは常にその解釈を修正して行く事が求められる、どんどんと状況が変わる中でです。

 

チームが最小規模まで縮小されているとはいえ、このグループ内には不可欠な隊員は一人もいない。海兵遠征隊では、複数が重複した責任を負うことが多いので、どの将校でもすぐに代役が務まるのである。

 

意志決定は、チームリーダーの最重要項。チームの使命はハッキリしていたとしても、メンバーそれぞれが動くには、「具体的に何をするのか」「いつまでに行うのか」「どうゆう手順で実行するのか」をめいかくにする必要。

 

必ず外部からの影響というのがでるなかで、日々微修正をして使命の達成を目指すためには、常にメンバーの状況に応じて微修正をしていかなくてはならない。

 

しかし、チームは動き出している中で、微修正を確実に行うためには誰かが意志決定をしなくては正しい微修正はできない。

 

そこで重要なのは、全ての修正権限をリーダーに集約するのではなく、メンバー一人一人に意志決定の権限を持たせること。

 

ただし、どこまで意志決定をして良いのかをリーダーとメンバーできちっと共有しておく必要があるのは当然のこと。

 

また、意志決定ができない状況もありうる。その際には上位が代行できる体制も取っておく必要性。人間休みも必要。でも、外部要因は常に動いている時もある。その時に対応が遅くなることで致命傷もある。

 

その為には、休んでいるときなどにも意志決定を誰でもできる体制をつくる。

 

それが結果的に意志決定のスピードアップにも繋がるという。

 

意志決定のスピードを上げて、お客様に喜ばれる、そしてチームの生産性を向上させ成果を得る。

 

こんな法人営業チームを目指したい時には、エクソンのミッションマネジメントコンサルをお勧め。

 

年明けに

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読者のみなさま。平成30年も良き年でありますように。

 

【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P199 "自己革新組織"

水陸両用作戦の構成概念を更に進化させるとともに、V/STOLという新たな概念を取り込みながら、即応部隊と言う概念からさまざまな下位概念を生み出し、それの結晶化をを行ってきた。

 

過去の状況、外部環境、自分達のリソースなどから、新しい営業スタイルやツールを生み出すことが必要です。

 

自分達の目指すべきビジョンを行動に照らし、内外に知らしめる旗印としてのコンセプトができあがり、それに即した営業体制やサービスラインナップができてきます。

 

組織の自己革新は、このように概念による革新的変化(Revolution)とその概念が実現され改善される斬新的変化(Evolution)の繰り返しというスパイラルパターンを描くのである。

 

 この変化を常に繰り返していくことを少しづつでも続けていくこと。変化していないように見えると批判されたとしても、愚直に変化をさせ続ける意志をもっていることがひつようなのです。

 

まず、どう在りたいか。そして、そのあとに、どう成りたいか。形を変えることは一足飛びにはできませんが、人間の意識や目指すべき姿をガラッと変えることはできます。

 

一気に変えることと、少しずつ変化させることの順番を間違ってはいけません。チームはメンバーが一致団結してこそです。しかし、リーダーは強い決意をもっていること。そして、メンバーをつなぎ止めて引っ張って行く義務があるのです。

 

ここで注意しておきたいのは、組織の自己革新にとって結晶化のもつ本質的な危険性である~~いったんできあがったものを壊すことは個人的にも組織的にも極めて困難である。つまり結晶化は、常に組織の硬直化の危険性をはらんでいるのである。

 

形が変わって、その形がうまくいくと人間は安心をして、それが正解と認識をします。

 

大事な事は、いまの段階ではそれが正解であるという認識を少なくともリーダーは持ち続けること。常に次の正解を求められ、今の正解が通用しなくなるという危機感が大事だということです。

 

永遠の正解はそうそうありません。日常の中にどっぷり埋まることなく、つねに客観的な位置から自分と自分たちを見ていること。そして、変化を常に生み出す空気と場を持てるかどうかが大事だということです。

【商売に軍事力】アメリカ海兵隊P194 "存在価値の体化②"

しかし同時に、組織は永遠の価値を追求するのではないだろうか。それは、真・善・美というように普遍性を持つものである。

 

 自分の生み出す価値を状況に合わせて変化させることが大事。時には自分の存在を否定してみて、立脚点を180°違う所から発想することも必要です。自分たちの行っている活動は正しいのか? チームメンバーのお客様との関わり方は他にないのか。

 

クリティカルシンキングと言われる手法は、表層的な部分だけではなく、自分たちの価値も批判的に捉えてみる必要があると言えます。

 

しかし同時に、変えてはいけないものもチームには存在します。絶対的に譲れない部分です。

 

自分たちの目指すべきものは、真のお客様へソリューションを指しているか。

 

自分たちの判断は、誰にでも何処にでも通じる公正であるか。

 

自分たちの行動は、どこから見ても、いつみても内省的であるか。

 

そのような普遍の価値を失えば、その組織が独自の組織として存在をできない価値を存在価値あるいは中核価値(コアバリュー)と呼ぶならば、海兵隊にとってそれは何か。

 

 普遍的価値として真・善・美を基準とした自分たちをどう表現するか。チームとして関わるメンバーがいつでも、どこでも、同じことを繰り返し言える必要があります。

 

そして、それを繰り返すことで行動に表れ、お客様とだけではなく、取引先などにも理解いただき浸透する。その結果、ようやっと世間との関わりの中で普遍性を持つと言えます。

 

コアバリューは、ビジネスとしてつき合ってくれるパートナー(外注先さんなど)にも浸透させる必要があります。自社の看板を預ける以上、自社のコアバリューは体現して貰わなくてはいけません。

 

また、自分の家族にも理解して貰いましょう。ビジネスとファミリーは関係のない話ではありません。生活の基盤でもあり、子育ての鑑でもあります。

 

自分の会社が、自分のチームが、どんなコアバリューを大事にしているのか、何かあったら最後はそこに立ち戻る覚悟を伝えることが安心感と信頼感をつくります。そして、みなさんのビジネスに対しての尊厳を感じ、尊敬の念を持ってくれるはずです。

 

自分たちのコアバリューは何か? メンバーみんなで同じことが言えますか? 

 

会社に経営理念がある様に、チームにみんなで体現するコアバリュー考えませんか? 自分たちの使命の中で体現すべき真・善・美を真面目に考えてみませんか?

 

一度、自分たちで最後に立ち戻る部分を考えてみたいと思いませんか? そんな、議論をすると話しは進まないし、堂々巡りになるし、難しい話しになる。最後には辛い状況にもなりかねない。

 

そんな時には、遠慮無く

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楽しく、前向きに、朗らかに、厳しく一緒にみなさんの心の内から共通なコアバリューを引き出してあげることができます。