MAKUHARI BASE ACADEMY/exon.co.jp

"ビジネスにミリタリーを実装" 気分は晴れのち快晴。千葉県幕張市にある、オトナの秘密基地"MAKUHARI BASE" の士官学校。ちょっと真面目に、すこし洒脱に、小粋な遊び感覚で知的野次馬根性第一主義。

【備忘録】1日で移動した最長不倒距離

夏休みで沖縄の名護に行く予定が決まった後に、お客様からのお呼び。札幌で1時間講演をしてくれないかという。

 

2017年10月24日の朝イチ、名護から高速で那覇空港まで行き、羽田へ。羽田から札幌に乗り継ぎ12時頃に札幌。

 

札幌で16時から一時間講演して、20時の新千歳空港発のセントレア行きで、当日の移動の限界。

 

15時から1時間の講演にして貰えれば、19時前の羽田行きに乗って当日中に沖縄に戻れる行程も組めたけど、お客様都合でできず。

 

まぁ、こんな移動は遊びとかで故意に組めば可能だけど、仕事が絡んでの国内移動としては当日としては最長不倒距離として記録してもいいかなと。もちろん、パイロットや客室乗務員の人は別ね。

 

我ながらタフな身体だなと思いつつも、10年後にこれをやってねと言われても無理でしょう。

 

とは言えぜひ、記録は破りたいので、お客様から偶然のご依頼が来年辺り重なりますことを。

 

【2017年10月第4週移動距離】
☆当日移動バッケンレコード【3,557㎞】
☆週間移動バッケンレコード【8,586㎞】
我ながら今週の移動距離の長さには驚くばかり。ちょっと記録がてら計算してみた。
海浜幕張羽田空港 = 40㎞
羽田空港那覇空港 = 1,583㎞
那覇空港 → ブセナテラス = 68㎞
------ここから
④ブセナテラス → 那覇空港 = 68㎞
那覇空港羽田空港 = 1,583㎞
羽田空港新千歳空港 = 821㎞
新千歳空港 → 札幌 = 47㎞
⑧札幌 → 新千歳空港 = 47㎞
新千歳空港 → 中部空港 = 988㎞
------ここまでが当日移動のバッケンレコード
⑩中部空港 → 那覇空港 = 1,302㎞
那覇空港 → ブセナテラス = 68㎞
⑫ブセナテラス → 那覇空港 = 68㎞
那覇空港福岡空港 = 864㎞
福岡空港 → 博多 = 3㎞
⑮博多 → 広島 = 281㎞
⑯広島 → 広島空港 = 49㎞
⑰広島空港 → 羽田空港 = 666㎞
羽田空港海浜幕張 = 40㎞
職業航空人でもない人間が、国内線だけでこの記録はなかなかないと思いますのぉ( ̄^ ̄)v

 

下は、たぶん10年前以上ぐらいの記録。午前中に札幌で打ち合わせをして、夕方、福岡で打ち合わせ。翌日の那覇お座敷のために前日入りをしたという。

 

ちなみに過去のバッケンレコード
海浜幕張羽田空港 = 40㎞
羽田空港新千歳空港 = 821㎞
新千歳空港 → 札幌 = 47㎞
札幌 → 新千歳空港 = 47㎞
新千歳空港福岡空港 = 1,419㎞
福岡空港那覇空港 = 864㎞
旧当日移動バッケンレコード【3,238㎞】
ここに帰りの
那覇空港羽田空港 = 1,583㎞
羽田空港海浜幕張 = 40㎞
旧週間移動バッケンレコード【4,861㎞】
でした

【商売に軍事力】知的機動力の本質P50 "機動戦と消耗戦"

海兵隊が「水陸両用作戦」についで公式に採用した「機動戦」(Maneuver Warfare)とは、戦場において物理的・心理的に相手を追い詰めて勝つことを目的とし、予測不能な行動を素早く取って敵を混乱させ、その混乱に乗じて最も脆弱な点に兵力を収集して突破する「賢い戦い方」である。

 

 泥臭い訪問を繰り返す地上戦と言われる営業活動だけではなく、インターネットやメディアを使った集客などを行う空中戦の両面をすることが今時の賢い法人営業のスタイルです。

 

どちらが良いとかではなく、両方をその時々の状況に合わせて実施し、ライバルに差をつける必要があるのです。

 

機動戦を行う組織は、自律分散的・協働的なネットワークでなければならない。指揮統制は現場の適応性や自発性を尊重する。

 

 賢い自在の営業活動を行うためには、その部署、テリトリー、チームにスピード感が最重要視されます。その為には権限がしっかりと委譲され、チームワークの環境を作り上げる経営ビジョンが必要になります。

 

機動戦の対義語が「消耗戦」(Attrition Warfare)である。兵器の力を最大限に活かし、敵を物理的な壊滅状態に追い込もうとする決戦主義の考え方である。それには圧倒的な軍事力や兵站力が必須である。

 

 社会全体が高度成長などで物欲が高じている時代は、大量に商品在庫を準備することで機会損失を少なくし、徹底的な価格訴求などで市場を一気に抑えるような営業手法がとられます。

 

圧倒的な資金力、動員数などとあわせてその地域をおさえてしまいます。

 

また、新しいテクノロジーの登場での市場ゲームチェンジを行うような場面でも使われる手法です。

 

以前、インターネットの通信回線がISDNからADSLになるときのソフトバンクの取った手法などが典型的な例でしょう。

 

それを支えるのが中央集権的な官僚組織であり、トップダウンの指揮統制が行われる。

 

 ソフトバンクは、孫正義社長というカリスマが一気に決断し、役所などの喧嘩は全部引き受け、ばらまくモデムなどを中国や台湾に大量発注。販売現場はアウトソースを活用することで一気に営業力を動員し、ADSL市場を押さえたのは記憶に新しい所です。

 

機動戦のアート的思考に対して、サイエンス的な思考が重視される。

 

 様々な市場が飽和し、きめ細かいお客様のニーズを吸い上げていく時代は、工業生産的な計画的な発想でした。しかし、経済状況は混沌とする中で、これから生き残る法人営業チームは、お客様の状況を正しく観察し、過去の経緯や、お客様のビジョンをくみ取る。そして、お客様や自分を取り巻く環境も踏まえた上での洞察的な発想が必要な時代と言うことです。

 

これが、OODA Cycleの必要です。

 

その為には、小さな単位のチームが自在に動ける環境と権限を持つこと。営業としての目標を柔軟に変更できる勇気を持つこと。

 

こんな思考性をもつ法人営業チームが、生き残れる最低条件ではないかと思います。

 

OODA Cycleを実装したい法人営業チーム。攻めるための洞察力をチームとリーダーに実装したい経営層、管理職層のみなさん。

 

ご興味があったら

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へご連絡下さい。

 

どうやったら、機動戦が自在に展開できるチームになるのか、ご一緒に課題をクリアしていきましょう。

【商売に軍事力】知的機動力の本質P46 "組織目的"

海兵隊は、創設直後から外部環境の偶発的な不測事態に対応しながら、存在価値や使命として組織目的を変革してきた

 

法人営業チームは、会社の中では「法人顧客を対象とした営業活動をする」ための位置づけです。これは、会社の経営目的から設定される内発的な組織目的になります。

 

チームの運営は、内発的な動機や目的とともに、外発的な要因が影響を与えます。外発的な要因を無視して、内発的な組織目的だけで運営することはできません。お客様や競合他社の動向、地域の開発動向や社会の経済動向、技術の変化動向に柔軟に合わせて生き残らなくてはいけません。

 

上位組織から与えられた使命も本来状況に応じて変わる必要はあると思いますが、自分の所属する法人営業チームの組織目的は自分たちで柔軟に変更し、目標をあらゆる手段でクリアしていかないだめです。何も動かないでいると突然上位組織からチームの存続にも関わるような指揮命令が落ちてくる可能性は今の時代否定できません。

 

海兵隊は、アメリカ独立戦争の時に、母国イギリスの軍事組織を手本に設立され~~狙撃兵や斬り込み隊といった「いま・ここ」の問題に対応する役割を担った。

 

現場は、まさに「いま・ここ」の問題や状況に対処しなくてはいけません。アメリカ海兵隊は現代も「即応部隊」としてアメリカ大統領直轄組織として世界最強と言われる組織として残っています。

 

時代ごとにさまざまな兵器が開発され、そのたびに戦争ドクトリン(基本原則)が変わりました。殴り込み部隊として、ライフルマン部隊としての位置づけであった米国海兵隊は常に陸軍への吸収圧力を受けてきました。

 

その中で、

海兵空地任務部隊 - Wikipedia

 

という組織目的へ自己変革をし、現在も世界最強の即応部隊として存在価値を発揮しています。

 

元々は、帆船に乗る兵士であった海兵隊員が、今では陸海空に戦力を展開できるMAGTF(マグタフ)という役割を持つことで、アメリが5軍の中でも異彩を放っています。

 

皆さんの所属する法人営業チーム。上位組織から目的を与えられて、チームメンバーで目的解釈のミーティングとかしたことありますか? 今の外部環境に対してその目的は一直線で進めることろに置かれていますか?

 

目的は変えられないとしたら、その目的に到達するための道筋は自分たちで考えないと屍累々じゃありませんか?

 

内発的な組織目的の見直し、外発的な組織目的の修正などなど、硬直感を感じている法人営業チームのみなさん、ぜひお役に立てると思いますよ。

 

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