【商売に軍事力】戦術の本質P22 "指揮の統一(Unity of command)"
軍隊の指揮官はオーケストラの指揮者のごとくあれ
組織のリーダーは、オーケストラのようにプロフェッショナルの独立する個人をまとめ、その才能や技量を引き出し調和させる。
あらゆる目標に向かって、一人の責任ある指揮官のもとに努力を統一せよ
チームの目標が決まったら、リーダーが責任を負うことを前提に、メンバーは初めて献身性を発揮できる。
ナポレオンは「一人の愚将も2人の良将に勝る」とズバリ言っています。指揮の統一とは、1人の指揮官が部隊のあらゆる行動を目標に向かわせ、そして調整することです。
船頭多くして船山に上るではないが、指揮は一人の人間が取らなくてはならない。それは二人のできる人間がチームのトップに立つことで責任が明確化されずに、メンバーの心理的な他人事意識を作ってしまうことになる。
よくサブリーダーとというような名称がつく組織やチームがあると思いますが、サブリーダーは、リーダーの日常の補佐ではなくリーダー不在時などにリーダーと同じ行動ができる人である必要があります。
指揮官は、組織でもチームでも何でもいいのですが、どんな場面でも一人。ただし、そのリーダーには、一人一人のメンバーが最大のパフォーマンスを発揮できる環境を作らなくてはなりません。そして、それが営業チームや、会社の目標を達成するための最善策である必要があります。
その為には、リーダーはメンバーの才能や技量を理解し、与えられた目標をシンプルに判りやすくメンバーに理解させ、各人それぞれに使命を持たせ精神的な支柱を各自に持たせる必要があります。
そんなミッションマネジメントができていない営業チームがあって、なかなか目標が達成できていない、常に期日にギリギリ押し込むような状況でお悩みの会社や組織があったら
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