【商売に軍事力】戦術の本質P112"相互支援"
戦闘力を効果的に発揮するため、コンバインド・アームズを編成する。実際の作戦・戦闘では各部隊が相互支援できる様に配置する
営業チームは、それぞれが独立した行動ができる様に、必要最小限以上の機能を内包したメンバ-構成とするのが望ましい。そして、それぞれの営業チームが切磋琢磨して経営などが設定した目標に対してライバル心を持ちながら活動すること、そして互いに支援が必要な状況に陥ったときには助け合える関係を作ります。
相互支援とは
①支援できる射程であること。支援する部隊の間接射撃火器の最大射程内に被支援部隊がいること
それぞれが、異なるターゲットを攻略使用する中、商品在庫の融通や、ツールの融通などの資源の柔軟な利用運用ができる事が大事です。自分のチームの利益が最大になるように目標のために設定されているリソースを専有などをしてはいけません。
②支援できる距離にいること。ある部隊が敵に撃破されそうなとき、他の部隊が適時に駆けつけて、共同で敵に対処すること
万が一、仲間のチームでお客様とのトラブルや、スタッフの病欠などがおきて動きが取れなくなった時。または、ライバルが、重点ユーザーのところに攻めいってきたときには、状況に応じて優先順位を組み替え、全面的に仲間のチームの支援に回る必要もあるのです。
もちろん、そのような事が無いように常日頃から情報交換をしておくことや、警戒を解くことなく業務に当たることが前提であることは言うまでもありません。
仲間が厳しい状況に陥った際には、積極的に支援することで組織としての目的達成に近づくことができます。大事な事は、チームとして色々な面で犠牲を最小限に目標を達成しなくてはならないと言うことです。
営業チームは、ライバルだけではなく社内においても張り合うことで、緊張感が芽生え想定以上の力が発揮できる場合もあります。
しかし、度を超すと同じ社内同士でも疑心暗鬼に鳴り始め、精神的ストレスが発症して営業としての創造性や生産性が下降することがあります。
相互支援をできる関係性を維持しつつ、社内のチームがライバルとして切磋琢磨していける営業組織に作り直したいマネージャーや経営層の方は、
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